はじめに


 全国自動車標板協議会は、道路運送車両法の規定により、自動車登録番号標の交付に関する国の業務を代行する者として、運輸大臣の指定を受けた自動車登録番号標交付代行者、車両番号標を頒布する者及び自動車標板製作者により構成し、自動車登録番号標の交付代行業務及び車両番号標の頒布業務の公正にして健全な運営を図ることを目的として、昭和35年9月に設立され、翌36年12月、社団法人として運輸大臣の許可を受けた自動車のナンバープレート関係の中央団体です。

 現在の会員は、交付代行者及び頒布業者58者並びに自動車標板製作者30者で構成されています。

全国自動車標板協議会は、国の自動車の検査登録に関する国土交通行政の信託に応え、自動車登録番号標品質基準の調査研究、自動車登録番号標の様式等の検討調査、反射式番号標の性能に関する調査研究、自動車封印、封緘の統一規格の検討、自動車登録番号標の偽造防止策の検討等を積極的に推進してまいりました。

 今後は、成熟化した「くるま社会」の中にあって、自動車登録番号標交付代行業務が果たすべき役割と責務について検討を重ね、自動車交通行政に協力して業務の円滑化、合理化を推進するとともに、事業経営者の健全化を推進してまいります。

 また、平成17年12月27日付けで、国土交通大臣より個人情報保護法第37に基づく認定を受けた認定個人情報保護団体として、会員が希望番号予約業務等でお客様か預かる個人情報について、適正な取扱いの確保がなされるよう必要な業務を行ってまいります。